放射線被曝の理科・社会
放射線被曝の理科・社会

『美味しんぼ』騒動で明るみに出た放射線被曝の影響に関する世論の分裂。この問題での対立が、原発をなくしたいという国民の合意をも分裂させる状況に危機感を抱いた科学者が、自然科学と社会科学の両面から、この問題を解明する。低線量被曝の影響について、「分かっていない」と言われることが多いが、「分かっている」ことだってたくさんある。内部被曝は危ないと言われるが、人は「これは食べない」という判断ができるので、内部被曝だからこそ影響をコントロールできるのだ。福島の食品は安全なのか、福島は人が住める場所なのかの論争は、本書を読んでからにしようではないか。

ISBN978-4-7803-0743-6
A5判192頁
かもがわ出版 2014/12

商品価格 2,200 円(本体価格:2,000円)
著者又は編者名 児玉 一八 ・ 清水 修二 ・ 野口 邦和
カテゴリ 政治
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