学校が守るべきは子どもの〈命〉。「 初めて生徒が登校したときは、『生きててよかった』と思わず抱きしめました」「 震災後の授業では教科書すらないため、ただただ家のことや家族のことを語り合いました」 学校は、子どもと教師の裸のふれあいの場になったのです。そこでは、競争はありません。点数や成績の話も不要です。東日本大震災は、命を学ぶかけがえのない教材、異次元の〈大きな学び〉だったと思います。本書は、2015年4月に宮城県七ヶ浜町立向洋中学校に入学した子どもたちの6年あまりの学びと成長の記録です。
978-4-7803-1211-9A5判180頁かもがわ出版2022/3
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