安井小学校、全学年10年間の取り組みを子どもの作文を通して紹介。大阪府の堺市立安井小学校は、全学年で10年以上「生活綴方」と呼ばれる作文教育に取り組んでいる。子どもたちは月に一度、自由に作文を書いて文集をつくり、クラスで読み合う。絆や思いやりを育み、生きる意欲が高まることをめざしている。取り組みの中心を担う勝村謙司先生と、安井小に1年間通って朝日新聞にルポを書いた宮崎亮記者による共著。いじめや不登校、厳しい家庭環境を乗り越え成長する子どもの姿を、彼らの作文とともに描く。家族との幸せな時間、友だちとの楽しいひとときを綴った作文を通して、ありのままの子どもの姿が見えてくる。大人、社会ができることを考えさせられる1冊、教師だけでなく、保護者、教師をめざす学生にも読んでいただきたい。
ISBN978-4-7803-0945-4A5判168頁 かもがわ出版2018/2
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